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キリスト最後の誘惑』(Ο Τελευταίος Πειρασμός )

 多くの問題をひこ起こした問題作。もし救い主キリストが十字架にかかっていなかったらとしたら・・・。彼は本当に人類の救い主として相応しい「人間」だったのか・・・。新約聖書には書かれなかったイエス・キリストの心理描写に挑んだ、カザンザキス思想と小説の到達点の一つと言うべき小説である。

 日本語訳には英語から翻訳された「児玉訳(1990年)」が存在する。

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